2016 年 2 月 24 日 どうも、「信頼」を販売しております。

こんにちわ!

PR39総務部部長のリンです。

今日は諸事情により配信が遅れてしまいました。

申し訳ないです。

 

さて、今日は先日ちらっと予告をしていた

PR39「価格の秘密」についてお届けする予定でしたが、

それは来週にお預けにして、少し前に自分が体験した事について

書きたいと思います。

 

昨日のブログで社長が「忠犬ダン」について書いていましたが

今日はその「ダン」の死後、あるペット霊園に葬儀を

お願いした時の体験談です。

 

ダンが亡くなった時は悲しさのあまり現実を受け止めるのに

かなり時間がかかりました。

が、近所の方に聞いてみると犬の死後は

犬に住み着いていた虫などが外へ逃げて、

部屋などに住み着くそうで

早めに弔った方がいいよ!と教えてもらいました。

ということで、急遽近くのペット霊園を

紹介してもらい連絡しました。

 

霊園に電話すると夜の10:30にも関わらず、

すぐ繋がり翌朝預けにいく事に。

 

次の日ダンを車に乗せて霊園に到着したのですが、

なんともこじんまりとしており、

墓も少なく本当に大丈夫なのか?と少し不安になりました。

 

不安を抱きつつも霊園の戸を叩いたのですが

そこにはなんとも愛想のいい50代ぐらいの

女性が出迎えてくれたのです。

 

まずはダンを棺桶まで運び線香をあげ、

その後具体的な話を事務所で行いました。

 

てっきり事務的な話や料金の話のみをするのかと思っていたところ、

その女性の方は

「生前どういう犬だったのか?」、

「亡くなった理由は?」、

「何が好きだったのか?」等、

ダンについて様々な質問を投げかけてきたのです。

 

考えるとダンの死後過去を思い返す時間もなく

バタバタとしていた私たちでしたが、

この時改めてダンの思い出にふけることができたのです。

 

 

この女性の方は本当に親身になって

犬の事を想っているのだなというのが

ひしひしと伝わってきました。

 

その後システム的な話をされましたが

「この方に任せれば安心できる」という

信頼があったのでトントン拍子で進みました。

 

ダンとのお別れの前に気持ちの整理も付き、

心苦しいお別れの辛さも少し和らいだようでした。

 

事も落ち着きだしたその2日後、

仕事を終え帰宅すると、

霊園から一通のはがきが届いていたのです。

 

そこにはダンと同じ黒のラブラドールの写真と

御悔み申し上げますという一文が添えられていました。

そして、その下には合同供養祭や49日などの案内があったのです。

 

亡くなったペットと同じ品種の犬の写真を用意して

ハガキを送ってくるとはアフターフォローも

しっかりしてるな~と感心していました。

 

また霊園を紹介してくれた近所の方には

紹介の御礼として

1,000分の商品券が送られてきたそうです。

この小さな心遣いには感心しました。

 

というのも預けた当日に

「うちをどうやって知りましたか?」

という質問をされたので

近所の○○さんに紹介してもらいました、

と伝えていたのです。

 

いや~驚きです。

 

霊園のこのマーケティング、

霊園という特性を十二分に生かした戦略だと思います。

 

「死」と関わる職業上キャンペーンなどは言語道断。

派手に広告をうって集客するのも一つの手ですが、

やはりこういう職業柄大切になってくるのは

「イメージ」であったり「信頼」です。

 

ましてや「死」というのは突然訪れることが多い為

多くの方は数ある業者の中から即断即決を強いられます。

 

そこでの選択で重要となってくるのは

お金もそうですがやはり「信頼」です。

 

この霊園はそこをしっかりと理解したうえで

広告などを通じて新規顧客を積極的に集めるより

既存顧客のフォローを大切にし、

その信頼から生まれる「口コミ」で

新規顧客を呼び込むという

一連のフローを築き上げたのです。

 

実際に後日合同供養祭に参加してみたところ、

あの小さな霊園に収まり切れないほどの人が

足を運んでいました。

約300人近くはいたとおもいます。

 

小さな霊園ですが侮れない。

とても勉強になる体験となりました。

 

お客様の心を鷲掴みできる

商品、サービスを提供できるように

これからも頑張ります^^

 

来週は約束のとおり

PR39の「価格の秘密」

についてお話します!

 

乞うご期待!

 

 

PS.

(ん??社長の飼い犬とリンさんって関係あるのか?)

と思われた方もいるでしょう。

 

知ってる方も既にいらっしゃいますが、

実は社長は私の父にあたり営業部長は兄にあたります。

営業部長と電話先で間違われる事が多々あります。

リンとか林とか少しややこしいですが

そこは御愛嬌ということで。笑