2016 年 2 月 25 日 新幹線にシートベルトが無い理由

最近、久しぶりに新幹線に乗りました。

 

乗ってて、
ふと気付いたんですけど、
新幹線ってシートベルト無いんですよね。

 

知ってました?

 

そして、
その理由、知ってます?

 

まずは自分なりに考えてみました。

 

 

 

車やバスはシートベルトが必ずある。
それらのスピードはせいぜい100キロ前後。

 

一方新幹線はその2〜3倍。

 

ひょっとして、
そこまで速いと逆にシートベルトが
ネックになって、
致命傷を負ってしまうのか?

 

いや待てよ・・・。

 

飛行機は?
飛行機は時速700〜1000キロとかで動いてるのに
シートベルトがあるぞ。

 

ということは、
急停止によるショックの線はないな・・・。

 

となると・・・

 

・・・

 

・・・

 

もう浮かばん。

 

 

この後の解答は、
トンネルだらけで
すぐ圏外になる環境の中
ヤホーで調べたので、
どうかお願いだから
知ってても知らないふりして
聞いて下さい。

 

 

新幹線にシートベルトが無い理由。

 

それは、
「(体が投げ出されるほどの)
急ブレーキがかからないから」

 

 

例えば車でブレーキを思いっきり踏むと、
フロントガラスを突き破るほど
体が投げ出されますよね。

 

これは、ゴムのタイヤとアスファルトの
摩擦係数が高いために起こる現象です。

 

飛行機も同様、
墜落などした場合は、
急激なスピードの落差で
体が投げ出されます。

 

一方、新幹線の場合。
タイヤは鉄。
道であるレールも鉄。
鉃同士なので摩擦も少なく、
思いっきりブレーキをかけても
徐々にしか止まらないのだとか。

 

 

でも脱線したらどうするんだ?
と思いますよね?

 

詳しいことはよく分からないんですが、
新幹線の構造自体が、
脱線しないようになっているのと、
脱線が起こりそうな事態、
例えば地震なら、
自動的に検知して事前にブレーキがかかるし、
障害物に関しては、
レール自体が隔離された敷地に配置されているで、
誰かが侵入したり岩が転がってくるようなことは
無いのだそうです。

 

 

 

いやしかし、
えらい時代です。

 

大抵の「ふとした疑問」は、
その場で解決します。

 

でも最近、
「ヤバくないか?」
と思うようにもなってきました。

 

疑問は一瞬で解決するけど、
それが全然残らないんです。

 

ふと気になった
「タモリの年齢」。

 

ふと気になった
「山崎豊子が存命かどうか」。

 

ふと気になった
「ゆで卵の上手な皮のむき方」。

 

これらは、
調べたことも忘れ、
何回も検索しています。

 

「あれ?このウィキペディア
既読の色になってる」

 

 

これが
加齢によるものなのか、
IT技術の副作用なのかは
分かりませんが、
とりあえず
ふと気になったことは、
冒頭のように
「まず自分なりに考えてみる」
ことにしています。

 

まずはモヤモヤ考えて
シナプスを光らせまくる。

 

そして調べる。

 

 

最近、そうしてます。

 

 

「それが功を奏した!」
という報告事項は
今のところ無いんですが、
続けることが大事かな?
と思って実践しています。

 

 

今日は、「老い」と向き合う
アラサーの話でした。