2016 年 3 月 9 日 あなたの「赤」と他人の「赤」

どうも、PR39総務部のリンです。

 

今日は突然ですが、あなたが今見ている

「色」について話したいと思います。

 

まず質問です。

 

あたなが見ている「赤」と

他人が見ている「赤」は

同じ色ですか?

 

この質問、誰もが一度は話したり聞いたことが

あるんじゃないでしょうか?

 

結論から言うと

「わからない」です。

もっと言うと

「確認することができない」のです。

 

この確認する事ができない個々が持つ

質感の事を「クオリア」と言うそうです。

 

なんのこっちゃわからないと思うので

以下おもしろい記事を紹介します。

 

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クオリアは、科学における最大の難問である。

クオリアとは,「主観的体験が伴う質感」のことである。

 

もっと簡単に言うと、赤い花をみたときの「赤い」という質感のことである。

もっともっと簡単に言うと、

今まさに、ボクらの眼に映っている「」のことだ。

もっともっともっと簡単に言うと、ようするに、

 

  • ← これ

 

今まさに、ボクらの眼に映っている「この色」のことだ

 

「赤いもの」が「この色」で見えるのは、あまりに当たり前のことなので、

普段は疑問にも思わないが、

そもそも、この色 (赤という質感、クオリア)は、

一体、どんな仕組みで、どこからやってきたのだろうか?

 

もちろん、ボクの目に「 ある周波数の光 」が入ると、

この色」が見えるわけだが、

別にそれは、「この色」として見えても、「この色」として見えても、

なんでも良かったはずである。

それなのに、現実としてボクは、「この色」で見ている。

じゃあ、「この色」でなければいけなかった理由・原因は一体なんなのだろう?

いったい、どういった仕組み・原理で、「この色」は見えているんだろうか?

よくよく考えてみると、まったく不可思議なことではないだろうか?

 

この疑問について、現代科学は、まったく何もわかっていない状態である……。

 

しかし、このクオリアについて、一番厄介な本当の問題は、

今後、科学がどんなに進歩しようとも、

この謎を解き明かす見込みはまったくない、

不可能である

と言うことだ。

 

というのは、そもそも、脳を解剖して、その動きをどんなに調べようが、

赤い」という「質感(クオリア)」を取り出すことも、

なぜそういうものが起きているのか説明することも、

決してできないからである。

 

たとえば、僕の頭に電極が刺されていて、僕が赤いものを見たとする。

すかさず、脳科学者は

「あ、今、キミの脳内で、これこれこういう化学反応が起きているよ」

と説明するかも知れないが、それは決して、

「まさに今僕が感じているこの色

の起源、仕組みを説明したことにはならない。

 

これは、ようするに、今後、人間の科学技術が進んで、

「脳を原子レベルで全部調べて、その動きを完全に解明できた」としても、

やっぱり 「『この私』に生じている『この赤』は一体どこから、

どういう仕組みで起きたのか?」

を説明することができない、ということであり、

 

「物質を追いかけて、その動きの法則性を調べる」

という現代科学的なやり方では、

「我々の意識の上に起きている『この質感』」の起源を

原理的に決して解明することができないということだ。

 

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どうでした?

わたしは結局解明できないという結果で終わってるので

スッキリせずモヤモヤしています。笑

 

 

こういう哲学的な事を

考えるのも案外楽しかったりしますよ♪

 

普段自分とはまったく関係のない分野の本を読んだり、

人と交流したり、何かを体験するという事は

自己の人格としての幅を広げ

価値観、世界観を広げるためにも

大切な事です。

 

ちょっとの意識で見える世界が変わる。

ランチのメニューも毎度お決まりの店やメニューでなく

普段とは違った物にチャレンジするのも小さな体験です。

 

今日から試してみてはいかがですか?

 

それではまた来週 😀

 

 

PS:

今日の記事をみておもしろいと思った方は

「哲学的ゾンビ」という単語を

ググってみてください。