2016 年 3 月 22 日 「それでも地球は動いている」

おはようございます。

PR39代表の林鍋昌です。

 

みなさんご存じの通り

ガリレオ・ガリレイの有名な格言です。

 

ガリレオは今から約500年前に

自ら20倍の天体望遠鏡を作成し

月面の凸凹、木星や金星などの衛星を発見。

天は地球を中心に回っていると言う「天動説」を覆し

地球が自ら自転していると言う「地動説」を科学的に証明しました。

 

しかし、宗教裁判にかけられ終身刑をうけ

軟禁状態の中で失明し77歳で亡くなりました。

彼は生活の糧を失い軟禁状態の中でも

科学者としての信念を最後まで貫きとおした

歴史に残る偉大な科学者でした。

 

「地動説」を唱える事

その当時としては天地がひっくりかえる大問題

人類歴史がはじまって以来の「常識」を

否定する大事件であった事と想像出来ます。

 

約300~400万年前に

アフリカでサルが人間に進化し人類が誕生。

このながい歴史の中で

18世紀半ばから始まった産業革命から

二百数十年が過ぎた現在。

地球環境が大きく破壊されるほど

著しい経済発展を遂げました。

 

しかし、世界をリードしてきた

ヨーロッパとアメリカ中心の

グローバルリズム的な価値観や世界観が

音をたて崩れていくような

事件や紛争が世界各地で、

私たちの身の回りで起きているような

感じがします。

 

戦後アメリカは世界の経済をリードし

強力な軍事力を持って世界の警察として

君臨してきましたが

その栄光もだんだん光を失いつつあります。

 

日本ではバブル時代の一億人総中流意識も

今では貧富のさがだんだん拡大し

大きな社会問題となっています。

 

フランスの経済学者ピケティ博士が

アメリカをはじめ20カ国の資本主義国家の

膨大な経済資料、歴史を分析し

いわゆる先進国において経済が発展すれば

資本家も豊かになり同時に労働者も豊かになるとの

今までの常識を覆し、

経済の富は一部の大富豪に集中し

大多数の国民は貧困になり

その格差が広がるとの論文を発表。

世界的な大反響を呼び起こしました。

 

世界は今大きな変革の時代に

入ろうとしています。

この様な時代の流れのなかで

すべての人々が争いや、差別をなくし

平和で豊かな社会を創造するため

私たちは今までの価値観や世界観、常識を

冷静に見つめなおす事が求められています。

 

商いの理念や目的

それを貫き通すための戦略戦術を

ガリレオ・ガリレイの「地動説」にちなんで

もう一度、考えては見てはいかがですか?

(言うは易く行うは難し)

 

 

 

  • 以下は私が選んだガリレオ・ガリレイの格言です。

(時間の許される方は一読してみてはいかがですか?)

 

「それでも地球は動いている。」

 

「私は、何も学ぶべきものがないほど

愚かな人に会ったことはない。」

 

「人にものを教えることはできない。

みずから気づく手助けができるだけだ。」

 

「懐疑は発明の父である」。

 

「どうして君は他人の報告を信じるばかりで、

自分の眼で観察したり見たりしなかったのか。」

 

「あらゆる真実は

一度発見されれば理解するのは容易だ。

肝心なのは真実を発見することだ。」

 

「結果にはすべて…原因がある。」

 

以上です。