2016 年 3 月 28 日 豪邸の片隅で・・・
もう10年以上前だと思います。
某大物(独身)タレントがテレビで
こんなことを言っていました。
「正直僕、
皆さんが引くぐらい広い家に住んでいます。
でも1日のほとんどの時間を
リビングのこたつと座椅子で過ごしてるんです。
携帯とかリモコンとか必要なものは
全部手の届くところにあって
そのまま体をよじれば冷蔵庫があるので、
ビールとかおつまみもすぐに用意できるんです。
そこでビデオみたりゲームしたり
ゴロゴロしてる時が
至福の時間なんです。
考えてみたら僕、
3畳一間で十分なんですよね・・・」
「なんて夢のない話だ・・・」
と思いながらも、
やけにその話が印象に残っていました。
今にして思えば、
彼が言ってたことには、
僕たち「売り手」が決して忘れてはいけない、
ある「確認事項」が如実に表れています。
その確認事項とは、
「顧客が必要なときに手が届くようになっているか?」
ということ。
人が商品を買わない理由は
色々あります。
「値段が高い」
「機能が物足りない」
「奥さんが反対する」
「かさばる」
「すぐ使わなくなりそう」
などなど・・・。
※ちなみに「高いから買わない」は
買わない理由の5位ぐらいだそうです。
中でも意外と多いのが、
「買い方がわからない」
というもの。
例えば、夜にピザが食べたくなったとき。
まずは出前用のチラシを探します。
チラシがなかったらネットで検索します。
それでもなかったら・・・
「カレーでいっか」と
手元にあるカレーの出前チラシで
注目してしまいます。
この機会損失の重大さ。
あなたならわかるはずです。
「配置薬」や「オフィスグリコ」は
機会損失のリスクヘッジとしては
卓越した戦術です。
が、おいそれと真似できるものでもありません。
それに、
そこまでせずとも、
機会損失はある程度回避できます。
それは、
レスポンスデバイスを充実させること。
レスポンスデバイスとは
電話、ファックス、HPのフォーム等の
「反応するための装置」のこと。
「アナログ」「デジタル」は
あまり関係ありません。
重要なのは、お客さんが「ちょっと手を伸ばせば届く距離感」かどうか。
心地よい距離感かどうか?
ということ。
ただし、
ソフトタッチではまったく気付いてもらえません。
「厚かましいかな?」と思うぐらいやって、
やっと心地よい距離感にたどり着きます。
ピザのチラシ。
同じの何枚も家にあるでしょ?
「もう十分お客さんに伝わってる」
なんて絶対に思ってはダメです。
散々名の通った大手企業だって、
忘れられないために
毎日エグいほど予算をかけて
コマーシャルを流しているんです。
お客さんの心地よい距離に
レスポンスデバイスの
網を張る。
全力で取り組むべき
「重要かつ緊急」のミッションだと
思うのですが、
あなたはどう思いますか?
追伸.
ふせんやマイクロファイバーも
レスポンスデバイスに一役買いますので、
よろしければご相談ください^ ^