2016 年 4 月 12 日 「幸福とは?」
PR39 代表の林です。
先日、4月8日TNC放送で『「世界一貧しい大統領」
ムヒカ来日緊急特番』がありました。
「聖人」か「仏」見たい大統領。
一言一句が名言でとても感動しました。
ムヒカ大統領の略歴は下記の通りです。
1935年にウルグアイの首都モンテビデオの貧困家庭に生まれた
元左派ゲリラ活動家で、質素な生活や地に足の着いた態度が国民に支持されている。
1972年に逮捕された際には、軍事政権が終わるまで13年近く収監されており、軍事政権側の人質として扱われていた。2009年11月ウルグアイ大統領選挙に当選し、2010年3月1日より同国大統領
大統領の報酬月額25万ウルグアイペソ(約115万円)の9割近くを社会福祉基金に寄付する。豪華な大統領公邸には住まず、報酬の大半を寄付し郊外の農場で生活。元ゲリラ闘士の経験を感じさせない
好々爺ぶりで国民の人気も高い世界で最も貧しい大統領として知られている
ムヒカ大統領の心に沁みる名言
貧乏なひととは少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあって満足しない人だ。
我々は発展する為にこの地球上にやってき来たのではありません。
幸せになる為にやってきたのです。
目標に向かって前進し戦う者は恐れるものがないのでとても幸福です。
なぜなら希望があるからです。
幸せであると言う事はいきていることに心から満足している事です。
幸せとは人生を愛し憎まないこと。
経済はなぜ存在するのでしょうか。
それは不足しているものがあるからです。
経済というのは不足している財をいかに分配するかということ・・・
発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。
発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。
愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、
そして必要最低限のものを持つこと。
これらをもたらすべきなのです。
人間はもっと良い暮らしを持つためにものが必要なのですが、
それを達成するために消費と仕事をどんどん増やさなければ行けない
計画的陳腐化や底を知らない消費主義社会にイエスと言ってはいけない。
若い人には恋する時間が必要。
子どもが生まれれば、子どもと過ごす時間が必要。
働いてできることは、請求書の金額を払うことだけ。
職場と家の往復をするだけに時間を使っていると、
いつの間にか老人になってしまうよ。
お金があまりに好きな人たちには、
政治の世界から出て行ってもらう必要があるのです。
彼らは政治の世界では危険です。
お金が大好きな人は、ビジネスや商売のために
身を捧げ、富を増やそうとするものです。
しかし政治とは、すべての人の幸福を求める闘いなのです。
政治の「病気」というのはお金に執着しすぎることです。
・・・
しかし政治の真の利害はお金ではありません。
人々から慕われる名誉です。
上記の言葉を噛みしめながら読んでいくと
貧乏とは?
幸福とは?
経済とは?
政治とは?
などを深刻に考えさせられます。
今、私たちを取り巻く世界や社会全般に
人が生きる原則、方向を示しているような
一言一句ではないでしょうか?
勿論、商いと政治は違います。
ビジネスは利潤を追求し
富を求める事が否応なく求められ
その競争に負けると会社の存続が危うくなります。
問題はいかなる理念を掲げ
いかなる手段と方法を通して
事業で得た利益を
(ゴマの粒くらいの利益しか上げていませんが)
誰に、何のために使うか?
全ての企業が
素晴らしい会社の理念を持っています。
弊社も例外ではありません。
一言で「世の為、人の為」と!?