2016 年 5 月 6 日 日帰りの旅路

こんにちわ。

PR39代表の林鍋昌です。

 

大型連休の真っただ中5月1日

家族で日帰りの旅行へ

毎年5月の連休は久住高原へと行くのですが

熊本と同様、大分も地震の被害で

山崩れや道路の破損など

全面通行止めや片側通行など

いたる所で道路通行規制が敷かれ

断念せざるを得ませんでした。

 

その一日前にも湯布院で

震度5強の地震があったので

止めようとの意見もありましたが

他の佐賀、長崎、山口などは

人でごったがえすのであきらめました。

 

結局、久住高原かなり手前の日田の山奥に

ヤマメの美味しい店があると聞いて

そこへ行く事を決めました。

 

飯塚から小石原峠を越え

日田市内から南へ20数キロ

自宅から約2時間かけ

透き通るようは青空と

新緑がまぶしい山や渓谷を

2台のミニバン車で走り

ようやく「やまめの郷」へ到着

 

渓谷の川岸にたてられた

民宿兼やまめ料理専門店は

木造2階建ての古民家風の建物、

裏山にはシャクナゲが群生した

自然豊かな「別天地」でした。

 

 

 

旅の参加者は

私の家族7人と娘の婿と孫2名

正午に到着しましたが

ところで

みなさん、まだお腹がすいてない。

 

二人の孫(5歳と3歳)は

渓流に降りるや否や

靴を脱ぎズボンをめくり川の中へ。

大小の石の隙間を

滑るように勢いよく流れる冷たい水に

膝まで浴びながら

7メートル程の川を渡りきった甥は

自慢げに両手をあげ万歳。

 

 

 

 

1時間ほど川遊びをした後

待望のやまめ料理に「挑戦」。

 

店のはからいで部屋から

山や渓流が見える

20畳ほどの大きな部屋を取って頂きました。

 

 

 

 

部屋からの眺めは

初夏の真青の空の下

深山の新緑はきらきらと輝き

最高でした。

 

景色もさながら

料理も、やまめのフルコース。

やまめのアライ、塩焼き

からあげ、南蛮漬、うるか

吸い物、みそ汁、ご飯

全部やまめです。

 

 

 

 

 

 

食事の最後に

やまめのひれ酒がサービスされました。

朱色の大きなさかずきに

こんがり焼いたやまめ一匹が

丸ごと酒の中に浸かっているのは

びっくり仰天でした。

お店の仲買人さんに

地震の影響を聞いたところ

「ここも熊本に近いので大変揺れました。

地震のあおりでお客が激減して困っています。」

普通の日でもお客が多く

連休時はとても込み合い

待たされるそうですが

いくつもの大きな部屋が

閑散とした状態でした。

 

帰りに日田温泉に立ち寄り

地元で大変人気の

「温泉かけ流し」かんぽの温泉に浸かり

日ごろの疲れやストレスを流しました。

 

日田の城下町や温泉街

また小石原の陶器市も

やはり地震の影響で

観光客はまばらで閑散としていました。

 

旅の終わりは

小石原峠をすぐ下ったところに

遠賀川源流があり

そこへ立ち寄りました。

 

 

 

 

小さな水滴が渓流をなし

滔々と流れる大河となり

大海へ流れる自然の営みに魅了され

考えさせられました。

 

私ひとりの力は微弱な者です。

しかし数十、数百と

人の志を一つにすれば

今は小さな「源流」でも

自分の夢、会社の理念を叶え

大海になる事が可能と確信しています。