2016 年 5 月 25 日 スマホが月末死ぬ理由
「データ通信量」気にしてますか?
スマホやタブレットで「ネット利用」が
出来る量には上限があって、
だいたい月に7GBまで。
目安は、
1日およそ1時間ネット動画を視聴して
ギリギリいっぱい。(環境によります)
7GBをオーバーすると、
高速回線の使用が打ち切られ、
動画はおろか、
ネット検索や写真の表示も
劇的に遅くなります。
「いや、昔か!」
って感じです。
一度7GBを超えてしまったら、
月末までそのまま。
ただし、
データ通信量は追加で購入することもできます。
お金さえ払えば、
+1GB、+2GBとその月の急場を
しのぐこともできます。
一方、
どれだけ動画を視聴しようが、
ネット通信ゲームをしようが、
全くデータ通信量を消費しない方法があります。
そうです。
Wi-Fiです。
Wi-Fi環境の中にいる間は、
データ通信量を消費しません。
余談ですが、
駅や飲食店などで
フリーWi-Fiに接続した時は
聴こえるか聴こえないかぐらいの声で
「ルーム」
と言っています。
(ワンピース見てなかったら完全に置き去りですが、
余談なので本筋には特に影響ありません)
Wi-Fi環境もお金で買うことができます。
専用のルーターを自宅や職場に設置したり、
ポケットWi-Fiを持ち歩いて
いつでもどこでもWi-Fi環境にしたり。
自宅と会社をWi-Fi環境にしている
という人は結構います。
「通信量の追加販売」と
「通信量を気にしなくていいWi-Fiの販売」。
この2つは
「客単価を上げたい」時の考え方として、
非常に参考になります。
「客単価を上げる」と言うと
「商品価格をつり上げる」と思われがちです。
もちろん本来の価値よりも不当に安く
値付けされている商品なら、
それに見合った価格に上げるべきですが、
現状で適正なものは中々そうはいきませんよね?
そこで、
その商品の関連商品を売り込むわけですが、
この時に考えるべきなのが、
「これじゃ足りない・・・」と
「こんなのないかな?」
に応えること。
「通信量の追加販売」は前者に、
「Wi-Fiの販売」は後者にあたります。
よく「アメとムチ」とも言われます。
「今のままで大丈夫ですか?」
「もっと便利なものがありますよ」
ただ、どちらにしても、
一度現状の商品を
ネガティヴにプレゼンしないといけません。
もちろん言葉は慎重に選ばないといけませんが、
現状に満足している人に追加で物を売ることは
非常に困難です。
まず「現状では不十分」ということを
気付いてもらわなければ、
クロスセルは成功しません。
あなたがまずすべきことは、
自社製品の粗探しなのかも知れません。
「お客さんはこの商品のどこが不服なのか?」
それが分かれば
あとはその解決策を
提案するだけで、
自ずと客単価は上がるはずです。
応援しています。
頑張りましょう!