2016 年 6 月 6 日 問題児を見極める方法

天神のスタバより

 

ども!営業部長の林朱成です!

 

 

誰だったかは忘れました。

 

テレビで見たのか、講演を聴いたのか。
それすら忘れました。

 

10年前だったか、15年前だったか。
とにかくずいぶん昔に聞いた話です。

 

しかし、話の内容だけは妙に鮮明に覚えています。

 

その人は元高校教師で、
問題児を更生させるスペシャリスト。

 

他の教師や親から見放された
荒くれ者の生徒たちを
次々と更生させていき、
立派な社会人として何千人も世の中に
送り出していったそうです。

 

その彼が、こんなことを言っていました。

 

 


グレて荒れてる子を更生させるのは、
実はそんなに難しくないんです。
彼らにはエネルギーが満ち溢れていてますからね。
そのエネルギーが間違った方向に
向いてしまっているだけなので、
正しい方向に向きを直してあげるだけで、
勝手に良くなっていきますよ。
しかも彼らの場合は、
元々持っているエネルギーの量が多いから
良い方向に向き出すととことん
「良い奴」になってくれるんですよ。

 

逆に難しいのが、
「なんとなく」不登校になっているような子たち。
この子たちにはそもそもエネルギーがありません。
生きがいも野心もない。
不満も憤りもない。
どの方向を向かせても推進力(エネルギー)がないから、
その場所から動けない。

 

この子に対しては、
エネルギーを自家生産できるように
するところからなので、
時間と根気が必要です。

 

 

・・・・・・

 

と、こんなお話です。

 

「良いか悪いか」ではなく、
「エネルギーがあるかどうか」がポイントだと。

 

 

ダイレクトマーケティングを
推進していくと、
お客さんとの接点がどんどん増えていきます。

 

年がら年中プロモーションを企画し、
キャンペーンも打ちまくります。
DMも送るしメルマガも配信します。
電話もかけるでしょう。

 

その時、
「クレームが来た!」
という理由で手が止まってしまい、
急遽ミーティングを行った結果、
当たり障りなく軌道修正したり、
中止してしまったりする。

 

そしてクレームは来なくなる。

 

「よしよし」と・・・。

 

 

これ、いわゆる「クレームすらこない」
エネルギー0の状態。
誰も怒らないけど誰も喜ばない。

 

「過激なことを言え」
という意味ではありません。

 

ただ、ちょっと過激な締めになってしまいますが、
「クレームすらこないプロモーション」を作るぐらいなら、
「最初から何もしない方がまし」
です。

 

大事な経費を投下する前に、
あなたのメッセージに
(時にお客さんを怒らせるほど)
エネルギーがつまっているのか?

 

をじっくり考えてみましょう。