2016 年 7 月 5 日 久しぶりの登山

 

 

PR39代表の林です。

今年の梅雨はよく雨が降ります。

九州でも南部と中部に良く降っています。

福岡は九州北部で中南部よりまだましです。

 

毎年6月の第一土日は

久住連邦のミヤマキリシマを登山ですが

足をいためて今年はあきらめました。

 

 

1ミヤマキリシマ

 

 

7月3日早朝

目が覚めると久しぶりに

東の山の山頂から朝日がまぶしく

光を照らしていました。

1か月前に足首を挫いた患部は

まだ痛みは残っていましたが

ベッドか飛び起き

ザックと登山靴をもって山へ

 

自動車の車窓から見える

目的地の福智山の頂上は

雲に隠れて見えません。

登山口につくと

梅雨のつかの間の晴れでしょうか

いつの日よりも10数台止める駐車場は満杯。

 

今日は足が全快していなので

海抜633メートルの鷹取山へ登る事に決めました。

 

梅雨の長雨で登山道は

石や土も湿気で滑りやすい。

渓谷の水の流れも

大きな音を出し勢いよく流れています。

 

 

2 渓谷3 渓谷

 

 

少し痛む足をかばいながら

一歩一歩登って行きます。

湿度は80%前後

気温は平地で30度

汗が滝のように流れます。

登山口から丁度50分登ると

上野(あがの)越 峠

 

 

4上野越 

 

 

私の先に登っていた70過ぎの登山客は

杉の間伐材で作ったベンチに腰をかけ

「今まで福智山登山の途中で

休むことが殆んどないのに

今日はとても疲れて休んでいます。」と

したたり落ちる汗をタオルで拭いでいました。

上野峠から福智山と鷹取山の分かれ道

 

 

5 上野越 

 

 

西へ向かい鷹取山へ

毎月2~3回登っている山も

登る度に山の姿は変化します。

太陽の陽が大木の隙間を通し

木漏れ日を照らしていたかと思うと

いきなりガス(霧)が出てきます。

ひどい時は数メートル前が見えなくなります。

 

 

6霧

 

 

山頂に着くと夏の青い空と

真っ白な分厚い雲が浮いています。

山頂は広い野原になって

展望の妨げになる木はありません。

 

 

7 鷹取山山頂1

 

 

南西側を望むと筑豊の飯塚、田川地域が一望できます。

頂上からのこの素晴らしい大パノラマが

登山の「真骨頂」

つらい登山の疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。

 

 

8 鷹取山山頂から

 

 

この度の登山は足をかばいながら

久しぶりの登山でしたが汗をいっぱいかき

体から老廃物が絞りだされ頭はすっきり

心身ともリフレッシュする事が出来ました。

 

追伸

「苦あれば楽あり」「楽あれば苦あり」

上記の諺は人生そのものですが

登山もまったく通じるものがあります。

「楽は苦の種「苦は楽の種」

楽しい事ばかりを考え行動すれば

必ず苦が訪れる。

これは人生の原則、法則ではないでしょうか。