2016 年 7 月 11 日 情報はカネになる?
博多駅前のスタバより
営業部長の林です。
「この会話、売れるな・・・」
ビジネスパートナーや
お客さんとのやりとりの中で、
ふとよぎったことありませんか?
特に、お客さんに対して
なにか専門的な知識やノウハウを
説明してるとき。
そういう話をしながら、
「この話、今タダでしてるけど、
お金払ってでも聞きたい人が
他にいるんじゃないのか?」
そんな風に思ったこと、
一度はあるんじゃないでしょうか?
率直に言って、
その話、売れます。
情報をお金に変えるビジネス。
話の内容を、
セミナー、オーディオ、動画、書籍などに
落とし込み、これを売る。
こういった情報商材を
「インフォプロダクト」といい、
あらゆるジャンルのビジネスで
活用されています。
例えば、ライザップ。
あれはジムでのエクササイズに
インフォプロダクトを追加することで、
高額の料金設定を実現してます。
この場合のインフォプロダクトは
「コーチングプログラム」。
専属のトレーナーが
個々に合わせたメニュー管理を行ない、
食事に至るまでのコーチングを行ない
生活習慣の改善から
サポート・コーチングする。
このインフォプロダクトが無ければ、
器具だけ貸し出す安価なスポーツジムとの
差別化はできていなかったでしょう。
情報は売れるんです。
新しいウォッカを売るなら、
カクテルのレシピ集を。
整骨院なら
自宅でできるボディケア系の本を。
そのインフォプロダクト自体が
増益に一役買ってくれるのはもちろん、
本来の主力商品の売上アップにも
貢献してくれます。
ただし、
「自分は◯◯屋だ」
と思っていたらなかなか作り出せません。
インフォプロダクトを作り出し
売り込むためには、
「自分はマーケッターだ」
ということに気付く必要があります。
「気付く」というのがポイントです。
マーケッターの仕事は
端的に言うなら
お客さんの問題に気付き解決すること。
あなたが売っているのは◯◯かもしれませんが、
お客さんが買っているのは◯◯による問題解決。
◯◯だけでお客さんの全ての問題が解決することは
ほとんどありません。
お客さんの問題解決のためには、
◯◯の他に何が必要か?
この視点を持った瞬間が
マーケッターの目覚めの時です。
インフォプロダクトは
成熟度ゼロのエセマーケッターによって
一時期ネット上でブームになり、
「価値のない情報商材を高額で売り付けらた」
という多くの被害者を生み出しました。
そのため、
割とネガティブに受け取られがちですが、
本当に価値のあるインフォプロダクトは
お客さんの人生を豊かにするものです。
あなたが真面目に◯◯を売っているなら、
真面目にインフォプロダクトを
考えてみるべきです。
きっとお客さんは
喜んで今よりたくさんのお金を
支払ってくれるはずです。