2016 年 7 月 26 日 農業の法則
PR39代表の林です。
今朝から家の駐車場を広げる作業を行いました。
簡単に終わると思った作業は
玄関と駐車場の間に植えた
つげと柊を取り除く作業でした。
汗を滝のように流しながら
つげはどうにか抜きましたが
柊は高さ3m程
根が太く素人の自分では
どうにもならないと諦め
プロに頼む事にしました。
本題に入ります。
「農業の法則」は
7つの習慣(スティーブンRコービー博士)でも
説いた原理原則です。
農業は土を作り、種をまき
水をやり、雑草をとり
害虫を駆除し、肥料を加え
少なくても数カ月の長い時間をかけ
やっと望む結果、収穫が出来ます。
例えば米を収穫するのに
この工程を踏まず
土に種をまかずに
いきなり収穫はあり得ません。
また種をまいても
田んぼに水やりを行わず
雑草や害虫を駆除しなければ
稲は枯れ、虫に食われ
収穫は望めません。
収穫とは、自分が望む結果を得ること。
この目的意識的行動は
自然界で人間だけが行える
特性ではないでしょうか。
動物は自然にすべてを委ね
依存し生きていきます。
種をまき、水をやり
草取りや肥料を加える
目的意識的、創造的行動は
出来ません。
人間はこの世界、自然の中で
それを自主的に創造的に開拓して行く
唯一の存在ではないでしょうか。
家族、会社、組織、社会など
すべての集団は人間で構成されています。
その隆盛発展は
人間の目的意識的、創造的活動
つまり「農業の法則」よって
実を収穫出来るのです。
例えば
世界的サッカー選手
ポーランドのドナウドのような
アスリートになりたいとの
結果を望むなら血のにじむような
過酷な練習を長い年月をかけ
体力と技術を身に付けなければなりません。
その工程を無視して
「私はドナウドと同じサッカーの能力がある」と
言ってマスコミに嘘を着けても
いざ試合にでれば
即座にその化けの皮ははがれます。
商いも同じです。
農地を選択し土を耕す(情報を収集しそれを分析)
種をまき(人材育成、商品開発)
肥料をあたえ(資金調達)
水やり、草取り、害虫駆除(宣伝広告、危機管理)
など時間をかけ
弛まぬ努力を積み重ねる事ではないでしょうか。
一攫千金を狙い賭博や
甘い言葉にのせられ
楽して儲ける話に惑わされる事は
「農業の法則」を無視した
惨憺たる結果になる事は
明明白白です。
勿論、宝くじや、運が良く
大儲けをする事は稀にあり得ますが
商いを健全に運営発展させる
資金として有効活用する事は
至難の業ではないでしょうか。
次週にまたお会いしましょう。