2016 年 8 月 1 日 そのサクランボは甘くない
営業部長の林です!
情報のチェリーピッカーに
なっていませんか?
チェリーピッカーとは、
「美味しそうなさくらんぼだけをつまむ人」。
つまり、
特売品にしか反応しないお客のこと。
別名バーゲンハンター。
「トクしたい!」というのは
人間の根源的な欲求なので、
否定も批判もしません。
が、いざお金をかけるべき時にまで
チェリーピッキングしてしまうと、
後でイタい目に遭うことになります。
これは感覚的・経験的に
理解できますよね。
ただ、「情報」となると、
ついついあちらこちらから「おトク」の
切れ端を集めがちになってしまいます。
マズイことに、
経営者ほどこれをやってしまいます。
ナゼか?
経営者の周りには経営者が沢山います。
そこで、成功している経営者から
比較的容易に「成功の秘訣」を
聞けたりします。
すぐに使えそうな「テクニックの話」だと、
「それならすぐ出来る!」と
試してみたくなる・・・。
また別の人からは「別のテクニック」を
教えてもらい、
それも試してみたくなる。
そして、現場に投げる。
この時、十中八九現場は混乱します。
「フェイスブックをやれ」
「DMとメールを併用しろ」
「茶封筒を使え」
「透明のOPP袋で送れ」
一見、具体的で実践するのは簡単に思えます。
確かに、実践することはできます。
が、おそらく成果にはつながりません。
その原因は、
「HOW TO」ばかりで
「WHY」が抜けているから。
「ナゼそれをやるのか?」
を知らずに実践しても、
どういう心構えでいればいいかも分からず、
出た結果に対してのアプローチ方法も分からずじまい。
「情報は氾濫してるし、
うまく寄せ集めれば、
お金をかけなくてもやっていける」
という幻想は、早く捨てた方が身の為です。
「本当にいい情報」は安くありません。
安くない代わりに、
「HOW TO」と「WHY」が
1セットになっているので、
ちゃんと知ってさえしまえば、
勝手に頭と手足が動くようになり、
自然と戦略が一本化されていきます。
目に見えないものに投資するのは勇気がいりますが、
答えは見えるところには転がっていません。
情報のチェリーピッカーが
圧倒的に多い世の中だからこそ、
そこから抜け出せた時のインパクトは
大きいと思うんですが、
あなたはどう考えますか?