2016 年 9 月 12 日 あなたにも遮蔽補完の魔の手が・・・

営業部長の林です。

 

 

この図を見て下さい。

 

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黒い三角形の頂点が、丸い窓から見えている・・・
ように見えませんか?

 

でも実際には黒い三角形など無く、
円グラフのような図形が
3つあるだけです。

 

こんな風に
私たちの脳は、
見えてない部分を勝手に補って、
全体像を補完してしまいます。

 

これを、
遮蔽補完(しゃへいほかん)と言います。

 

「なんかよく目にする図形遊びじゃん」
で終わらせず、もう少し付き合ってください。

 

なぜなら私たちは日々、
お客様や取引先からの
遮蔽補完にさらされているからです。

 

このことを強く意識しておかないと、
遮蔽補完にやられることになるかも
しれません・・・。

 

 

分かりやすく、
逆の立場で考えてみましょう。

 

例えば、
ネットで気になった靴があって、
聞きたいことがあったので
電話で問い合わせをしたとしましょう。

 

そして、
そこで対応したオペレーターが
やたらギャルっぽい口調で
敬語がなっちゃいなかったとしましょう。

 

あなたはいたく不快に感じたました。

 

さてこのときあなたは
「オペレーター個人だけに全面的に非がある」
と考えますか?

 

そうではなく、
そういう人材を電話応対に当たらせる
会社の不手際や、社員教育の甘さなど、
目には見えないけれど
そのオペレーターを取り巻く環境に
非があると考えませんか?

 

一事が万事。

 

ちらりと見えたその会社の一部の姿から、
目に見えない部分までを
遮蔽補完してしまったのです。

 

 

 

さてこれは、
あなたには関係ないことでしょうか?
それとも・・・