2017 年 5 月 17 日 続福智山の桜 「花より団子」
PR39代表の林です。
以前、福智山の桜の代表
虎尾桜を紹介したところで終りました。
虎尾桜を観賞した後
その尾根の杉林を登ると
3合目あたりに林道に出ます。
林道から左へ100メートルほど進むと
いつもの登山道
上野越ルートに戻ります。
上野越の峠には
間伐材で出来た長椅子2脚が
20坪ほどの広場に据え付けられています。
そこで一息休息をとり
いざ山頂へと向かう途中
下山中の登山者から
「今日は福智山の山開きで
山頂の山小屋でぜんざいを
振舞ってくれる」
との嬉しい情報を流してくれました。
上野越から山頂までは
一番きつい登り坂ですが
「花より団子」
虎尾桜も良いですが
やはり食い物には勝てません。
いつもより足取りが速くなります。
山頂の周りは
薬草になるくま笹が群生しています。
くま笹の上に福智山山頂が
浮かびあげって見えます。
約40分で山小屋に到着
山小屋の入口付近で
「筑豊山の会」のメンバーが
大きな声で呼びこんでいます。
「ぜんざい食べて行きませんが。」
山小屋の広場では
筑豊山の会のメンバーが
威勢良く本格的な臼と杵で
アツアツに蒸されたもち米を
4人で突いていています。
山小屋の中では
女性ボランティアが
ぜんざいをつくり
突き上げた赤白のもちを
袋に詰めていました。
広場に設けられた
テーブルに招かれ
あったかく美味しい
ぜんざいをテーブルまで運んで頂き
赤白のもちまで無料で頂きました。
身も心も温かくなりました。
私の前に座った
カラフルな登山衣装を
着飾った素敵な中年女性は
(福岡市から来たと言ってた)
筑豊山の会のボランティア
活動にすごく感動した模様
毎年この行事をやっているときき
「来年もぜひ来たい」と
少女のように目を輝かしながら
ぜんざいを食べていたのが印象的だった。