2015 年 6 月 4 日 恐怖のメッセージ「震源地不明」

博多のオフィスより

おはようございます!

PR39の林です。

地震、火山の噴火など、

最近特に足元が不安定なようですが、

あなたの町は大丈夫ですか?

なんの設定なのか、

真夜中にスマホから聞き慣れないアラート音が鳴り響き、

跳ね起きて画面を見ると、

「震度5強の地震が発生。震源地不明」

こわい、こわいっっ!

そのあと、こま切れに流れ込んでくる情報に神経を尖らせていると、

間もなく、震源地が判明。

(どうやらはるか1000km以上離れた場所らしい)

各地の震度も判明。

津波のおそれもなし。

大きな被害が無いことを知りひと安心。

よかった、これでぐっすり。。。

眠れるかー!

そこはかとなく人を不安にさせる、あのアラート音と、

速報すぎてただただ恐怖心をかき立てられる「震源地不明」情報。

一瞬で脳みそフル回転です。

テンションMAXです。

マリオがスターを取ったときのBGMが駆け巡ります。

何度経験しても、

神経が高ぶり、慣れません。

まあ、慣れちゃったら逆にマズいんでしょうけど・・・。

広告・プロモーションを作る際、

AIDA(アイーダ)の法則

AIDMA(アイドマ)の法則

AISAS(アイザス)の法則

などといった消費行動モデルに則ってプランニングしたりします。

これらのアルファベットは、

購買までの行動心理の頭文字を順に並べたもので、

AIDA(アイーダ)の法則なら

A(Attention)=注意

I(Interest)=興味

D(Desire)=欲求

A(Action)=行動

といった具合です。

そして、A→I→D→Aまでの

スピードが早いほど、

購買につながる確率は高くなるなります。

不謹慎ながら、

真夜中の地震速報を「地震速報プロモーション」と考えると、

とても優秀だということが分かります。

安眠を妨げるアラート音による注意喚起、

意味深なメッセージによる興味喚起、

状況を知りたいと思わざるを得ない欲求の引き上げ、

自分及び家族、知人の安否確認行動。

現に、震源付近に住む友人へのメールは、

届くまでにタイムラグがありました。

大反響です。

地震を引き合いに出すのは不謹慎かつ極端ですが、

「人の行動を喚起する」には、

まず、それなりのショック状態を作り出すのが重要だということ。

そのショックの強さが、「行動」までのスピードに大きく関係すること。

無駄に醒めた頭で、

改めてそんな「いろはのい」を再確認できたので、

整理の意味も込めつつ、シェアさせていただきました。

追伸.

ノベルティは、それ自体が注意をひくものでなければ意味がありません。

今後の新商品ラインナップも、そのことを肝に銘じて取り揃えてまいります!