2017 年 11 月 21 日 輸入業者の苦悩

PR39代表の林です。

めっきり寒くなりました。

 

会社前の那珂川の土手に

紅葉した桜の葉も私の頭のように

一葉一葉、ひらひらと舞い落ち

もう半分ほどしか残っていません。

 

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輸入とは一般的には

外国で生産された商品を

国内消費のために購入すること。

輸入によって、自国の生産活動に

不可欠な原材料や国民生活のための

必需品を確保し、国民経済の

安定した発展・運営を図る事と

言われています。

 

私たちのような業者にとって

一番関心事は

為替相場ではないでしょうか?

私もこの仕事をする前は

為替なんかまったく関心が

ありませんでした。

 

私がこのふせん事業をはじめた

7年前の円とウォンのレートは

なんと15ウォン:1円でした。

今日のレート(11月20日)は

1円:9.8ウォンです。

 

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みなさんご承知のように

この為替レートがどのくらい

恐ろしいものかは

単純に仕入額で計算すれば

下記の通りです。

 

15ウォン:1円の場合

仕入額が1500万ウォンなら100万円

 

10ウォン: 1円の場合

仕入額が1000万ウォン100万円で

なんとその差額500万ウォン

すなわち50万円損する事になります。

 

仕入額が1千万円ですと

その差額500万円。

1億円ですと

その差額は5000万円。

 

大手輸出輸入業者は

為替相場によって

年間週兆円の差額が出て

儲かる会社と損する会社の

明暗が分かれます。

 

同業者の悩みは尽きませんな!