2018 年 9 月 25 日 韓国の歴史的王宮「昌徳宮」

PR39代表の林です。

 

先日のメルマガは

済州島の豚「サンギョツプサル」の

美味しい話をしましたが

やはりユネスコ世界遺産

「昌徳宮」(チャンドックン)について

そのまま見過ごすわけにはいきません。

 

①

「昌徳宮」ユネスコ世界文化遺産の石碑

 

「昌徳宮」は太宗5年(1405年)に

建設された朝鮮王朝時代の宮殿。

正宮である景福宮の離宮として

建築されました。

 

後に文禄(ぶんろく)の役で

  • 文禄の役(1592~1593年)とは、

豊臣秀吉による明の征服を

大義にした朝鮮侵略戦争。

その時景福宮が焼き払われた。

 

景福宮が焼失すると、

「昌徳宮」は1610年から

258年間にわたって正宮として使われ、

王が居住し政務が行われたそうです。

 

昌徳宮の特徴の一つに、

朝鮮王朝時代の伝統建築と

広大な敷地にある豊かな

自然との調和が挙げられます。

 

後苑(秘苑)エリアの庭園美は、

韓国伝統庭園として高く

評価されています。

 

1997年には宗廟につづいて

(1995年登録)ソウル市内2つ目となる

ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

 

文禄の役(1592~1593年)とは、

豊臣秀吉による明の征服を

大義にした朝鮮侵略戦争。

続く慶長の役(1597~1598年)は

2回目の朝鮮出兵です。

 

昌徳宮には韓国宮殿最古の門と

石橋があることでも知られています。

 

韓国宮殿最古の門と橋 「敦化門」

 

②

 

宮殿最古の門と言われる

「敦化門(トンファムン)」は、

太宗12年(1412)の建設。

文禄の役で焼失後、

1608年に再建されています。

 

「錦川橋」

 

③

 

昌徳宮にある韓国最古の橋「錦川橋」

 

敦化門をくぐり抜けると

韓国最古の橋といわれる

錦川橋(クムチョンギョ)」が見えてきます。

橋を渡ったところ見えるのは「進善門」です。

 

昌徳宮の正殿「仁政殿(インジョンジョン)」

 

④

「仁政殿」国宝225号

 

「仁政殿(インジョンジョン)」は昌徳宮の正殿。

太宗5年(1405年)に昌徳宮の

建築と同時に築かれました。

現在の仁政殿は1804年の

補修によって再建された建物です。

 

⑤

「仁政殿」の玉座

 

⑥

天井

 

「仁政殿」は、朝廷の各種儀式や重要行事を行い、

外国使節との接見場所だったそうです。

宮殿内には当時の玉座があります。

 

残念ながら時間がなく

後苑や色んな見どころのある

名所を見学出来ませんでした。

 

短い見学時間でしたが

絢爛豪華な李王朝500年の

歴史の一端を

垣間見る事が出来ました。