2019 年 6 月 10 日 サルの腰掛

猿の腰掛

 

PR39代表の林です。

 

先週の土曜日、毎年恒例の

久住連山平治岳ミヤマキリシマ登山。

 

昨年の美しいピンクの絨毯を

思い浮かべながら

海抜1642メートルの山を

登りました。

 

(以下3枚は昨年の写真)

平治岳から三俣山を望む

 

平治岳山頂ミヤマキリシマ群生

 

平治岳から坊がつる望む

 

登山前日確認した、久住山の天気予報では

午前中曇り、正午には

晴れの予報でしたが

登山中なんと小雨が降りだし、

山頂はガスで何も見えない

最悪の登山でした。

 

今年の写真

 

登山中に知り合った

熊本市で看護師を勤める

30歳前後の二人連れの女性と

意気投合し

久住山登山は初めてという二人に

無償の「山ガイド」をする

ことになりました。

 

おかげで最悪になりそうだった

ミヤマキリシマ登山が

団塊世代の「ジジイ」の

楽しい登山となりました。

 

久住山登山の際必ず訪れる

日本百名水の男池と

登山口の間には

ブナの大木があります。

 

男池

男池登山口

男池から湧き出た渓流

ケヤキの巨木

大きな石にタコのような

根をはった奇木

ブナなどの雑木

 

そのブナの木の

地上から7メートルほどに

寄生している猿の腰掛けを

のぞきます。

 

残念ながらその写真は撮れませんでした。

以下の写真は里山で

見つけたサルの腰掛です。

 

 

(これは既に焼酎に漬け今毎日

薬酒として晩飯前に飲んでいます)

 

幅60センチ前後の

巨大猿の腰掛け。

 

猿の腰掛けは木の直径が

1メートル前後あっても

数十年かけ木の栄養分を

吸い取り巨木を倒す

木にとっては厄介なガン

 

彼女たちに

あの大きさだと漢方薬として

売れば5万円程度になると

言ったところ

「採ってからメルカリで売ろう」

なんちゃって。

最近の若い女性は現金ですね。

 

追伸

樹木にとって猿の腰掛けは

人間にたとえればガンですね。

しかし、皮肉にも人間にとっては

うれしいガンに効く妙薬です。