2019 年 7 月 18 日 自然の中の延岡
PR39代表の林です。
先月、2泊3日で九州中南部の
営業に行ってきました。
今まで一度も
訪問したことのない地域です。
福岡を出発し
大分、宮崎、鹿児島、熊本の4県。
初めて東九州自動車道
(北九州から大分、宮崎、鹿児島)を
通りましたが、
片側1車線の幅がせまい道が多く
走る車の数も少ない。
反面、西側の九州道は
すべて片側2~3車線。
東西の人口、経済の動向を
この車の動きから感じることが出来ました。
宮崎県の延岡に行ったとき
延岡駅から一番近い
アーケードがある繁華街や
中心街を歩いてみました。
営業しているお店や会社は
私が見る限り
5~6店舗に1店舗程度
人通りもなく閑散としていて、
この町で如何に生きていくのか
他人事では無い
不安な気持ちになりました。
その時、
下校中の高校生数名が
見知らぬ私に大きな声で
「こんばんは!」
と笑顔であいさつ。
また、他の高校生からも
大きな声で気持ちの良いあいさつを受け
自分の不安な気持ちが
飛んでいきました。
登山に行けばみんなが
「こんにちは」と
あいさつをします。
しかし、今時の高校生が
見知らぬおじさんに
あいさつをするなど
あまり経験したことがありません。
この町には若い世代が
暖かい人情を持ち
年配を敬う心が
育っていると思い
心が温まりました。
同時にこの町は
自然が豊かに残っています。
市内の真ん中を流れる
五ヶ瀬川。
五ヶ瀬川は
宮崎県北西部五ヶ瀬町にある九州山地の
向坂山(標高1684m) に
源を発し、東流して
日向灘に注ぐ川です。
市内のど真ん中に流れる
透き通るくらい美しい清流です。
五ヶ瀬川水系は、
鮎の友釣りでも有名な川ですが、
その他に、本流・各支流には、
やまめや虹鱒が生息しています。
営業の合間を見計らって
取引会社の近くにある
愛宕山をのぞいてみました。
愛宕山は、延岡市のにある
標高251mの山です。
頂上付近にある展望台からは
市街地や日向灘を一望できます。
愛宕山は古来「笠沙山」と呼ばれており、
天孫ニニギノミコトと
コノハナサクヤヒメが
出逢い結婚した場所であるという
神話が残っています。
また、ここからの夜景は、宮崎県内で唯一
「日本夜景遺産」に認定されています。
残念ながら夜景ではなく
「昼景」でした。
それでも頂上から市内が一望でき
その先には太平洋の水平線が見える
絶景でした。
この自然の豊かさと
熱い人情が漂う町
それが延岡でした。