2015 年 8 月 10 日 福岡主要エリアの大きさは◯◯とほぼ同じ
博多のオフィスより
おはようございます!
最近なにかと福岡県外からの来客が多くて、
よくご案内するんですが、
意外と知られていない事が多いので、
今回はちょっと趣向を変えて、
簡単な福岡ガイドをさせて頂きます。
私、ガイドを務めさせていただきます、
PR39の林と申します。
(福岡の人はどうか優しい気持ちで受け止めて下さい^ ^;)
福岡市には主要エリアが2つあります。
「博多エリア」と「天神エリア」。
九州の玄関口である博多駅を中心に、
官公庁や企業ビルが立ち並ぶ博多エリア。
市内外からの人の流れが非常に多いため、
宿泊施設や土産物店も充実しています。
一方、天神エリアは、
複数のデパートや大型商業施設が立ち並び、
路地には若者向けのショップなどが軒を連ねる流行発信基地。
どちらのエリアも飲食店が充実していて、
料理のクオリティ、コストパフォーマンスの高さは日本有数と言われています。
おなじみの屋台は、ほとんどがこの2つのエリアに位置します。
ちなみに、
博多エリアと天神エリアのちょうど真ん中にあるのが、
九州随一の歓楽街「中洲」。
大人の社交場として、今も昔も愛される街です。
福岡でのビジネス、カルチャーは、
ほとんどこのエリアに集中しています。
このエリア外に拠点を置いている人も、
「博多」「天神」と接点を持たずに生活する事はできません。
これほど、絶対的な九州一の大都会。
どれぐらいの大きさだと思いますか?
例えば、このエリアの中心からぐるりと円を描いたら、
直径は何kmぐらいになるでしょうか?
3kmぐらい?
5kmぐらいでしょうか?
正解は、たったの1.6km。
これは、
新宿駅の西口エリアと東口エリア、
東京駅の丸の内エリアと八重洲エリア、
さらに言うと、
東京ディズニーリゾートにすっぽり収まるぐらい
のサイズです。
空港からのアクセスが良いと言われますが、
羽田空港国内線ターミナルを福岡空港だとしたら、
羽田空港国際線ターミナルあたりが博多駅。
蒲田まで行くと、もう円の外側です。
テレビ番組で映る「博多」は、
ほぼこのエリア内の情報です。
「どんたく」も「博多祇園山笠」もそう。
屋台もそう。
ちなみによく「博多」とひとくくりにされますが、
博多というのは、
そのエリアの中のさらに一部の地域だけをさす地名なので、
福岡でやみくもに「博多はいいですね〜」なんていうと、
「ここは博多やなか!」と突き放されることがあります。
「福岡はいいですね〜」といいましょう。
地元の人は、出身中学校を基軸に人間関係を形成します。
居酒屋で隣から聞こえてくる接待の会話に聞き耳をたててみると・・・
A「まじで、たのんどくよ」
B「はい、一生懸命やらせていただきます!」
A「ところで自分どこ中?」
B「高宮中です」
A「まじで?オレもったい!古賀さん知っとぉ?」
B「古賀さん?・・・ああ、古賀はよくジャンプ買いに行かせてました」
A「え、今おいくつですか?」
B「今年47です」
A「あ、ボク44です」
B「きさん、後輩やないかっ」
A「先輩!ついていきます」
という、コントみたいなやりとりが聞こえてくることも。
あとは、
・ラーメンに明太子はのせない
・ラーメンはバリカタ、うどんはバリヤワ
・市民は休日、市外に遊びにいく
・前後左右、西鉄バス
・ホークス7、ライオンズ2、ジャイアンツ1
・地元番組のロケに無関心。ただし華丸大吉のロケは見たい
・エスカレーターは左寄り
・自転車の取締りハンパない
・「事故?」「テロ!?」と思うぐらい飛行機が低く飛ぶ
・七社会
・待ち合わせはライオン前(三越)か大画面前(西鉄福岡駅コンコース)
・男より女が多い
・信号は「通りゃんせ」
・おみやげは「通りもん」
・・・
ほんの一部ですが、チョットした小ネタぐらいにはなったでしょうか?
機会があったら、また紹介したいと思います。
今回はこの辺で!
追伸.
福岡に来られることがあったら、ぜひお声掛け下さい。
時間の許す限り、ガイドさせていただきます^ ^