2015 年 8 月 20 日 そんな我の強い注文・・・

博多駅のプロントより

 

おはようございます!

PR39の林です。

 

 

1年半ほど前のこと。

 

あるお客さんから、

こんな相談がありました。

 

「最初から文字が書いてあるふせんって作れます?」

 

たぶんロゴとかキャッチコピーを

ふせん紙の端っこに入れたいんだろうなと思い、

サンプルをいくつか見せながら

「もちろん大丈夫。こんなふうに作れますよ」

と答えました。

 

すると、

 

「いや、ど真ん中にでかでかと入れたいんですけど・・・」

 

なんて我の強い人だ・・・

それじゃ誰も使ってくれないよ。

 

と思ったんですが、

そのあとの話を聞いて納得しました。

 

それは、彼の職業に大きく関わりがありました。

 

彼は不動産店を経営していて、

主に個人のお客さんの住居の

賃貸・売買の仲介をしていました。

 

ご存知の通り、

不動産の契約の際には、

うんざりするほど書類を書かされます。

 

簡単な賃貸マンションの契約だけでも、

・賃貸契約書

・保障会社の契約書

・火災保険の契約書

・重要事項説明書

・契約金振込用紙

・鍵の受領書

・インターネット工事申込書

などなど

 

「これいる?」

と思われるものまで、

ぎっしり入った封筒が出来上がります。

 

当然、まっさらのままお客に渡してしまうと、

不備につぐ不備で、

何度もやり直すはめになります。

遠方のやり取りも多いので、

コストも時間も余計にかかってしまいます。

 

そこで、記入箇所に鉛筆で印をつけ、

見逃さないようにふせんを貼ります。

 

ふせんには、

「←ご記入下さい」

「↑ご捺印下さい」

と書き込みます。

 

契約者本人が書く場所と、

連帯保証人が書く場所があるので、

その場合はふせんを色分けして、

ピンクが本人、黄色が保証人。

といった要領で貼っていきます。

 

ここまでやっておけば、

ほぼ間違いのない書類が出来上がります。

 

ただ、こんな問題が、、、

 

 

ふせんが面倒くさい

 

 

どんなに簡単な契約でも、

記入欄、捺印欄、割印など、

最低でも20カ所程度は

ふせんで指示をしないといけません。

 

私も試しにやらせてもらったんですが、

確かに面倒くさい!

 

「書くのが面倒」なのは確かですが、

「書類のチェック」作業が、

「ふせんに書き込む」作業で中断され、

能率が上がりません。

 

 

ここで、不動産店のお客さんからの相談

「最初から文字が書いてあるふせんって作れます?」

が出てきたというワケです。

 

実際、ふせんに書く内容は、

1.「矢印」+「ご記入下さい」

2.「矢印」+「ご捺印下さい」

3.「矢印」+「ご記入・ご捺印下さい」

のたった3パターンだけ。

 

矢印は、ふせんを貼る位置によって向きが変わるので、

これは手書きの方が良さそうです。

 

そのあと「記入」「捺印」の組合せ3パターンは、

1つのフォーマットに集約できます。

 

 

つまり、こんな感じ。

 

 

 

 

矢印は前後の空いたスペースに書き込み、

あとは点線で囲まれた必要項目に◯を書くだけ。

従来通り、

複数の記入者を色で判別できるように、3色展開。

 

その名も

 

契約ふせん

 

 

納品後、この契約ふせんがさっそく活躍したようで、

「めちゃくちゃ作業がスムーズになった」

「その上、ケアレスミスが減った」

との、喜びの声を頂きました。

 

さらに、

「うちだけじゃなくて、

他の同業者も欲しがると思うから、

商品化してもらえるとありがたい」

という声もいただいたので、

完全オリジナルのふせんラインナップの中では異端な、

既製品として商品化させてもらいました。

 

 

契約ふせんは、

不動産業

保険業

金融業

士業

など、契約書をペーパーベースで取扱う業種には、

うってつけ。

 

 

かなりニッチですが、

その道のスペシャリストからは、

絶大な支持を頂いている商品です。

 

あなたの身の回りで、

心当たりのある人がいれば、

ぜひご紹介下さい。

 

 

 

 

追伸.

 

詳細ページのリンク貼っておきます。

ご参考まで!

契約ふせん紹介ページ