2015 年 8 月 31 日 知ってる?売上UPの3大要素

博多駅前のスタバより

 

おはようございます!

PR39の林です。

 

 

先日オフィスに、こんな見出しのFAXDMが届きました。

『売上をアップさせる要素は、

たった3つだけ。

 

そのたった3つの数字を改善すれば、

売上は必ず上がります。

 

売上=◯◯ × ◯◯ × ◯◯

 

さて、魔法の3つの要素とは?』

 

 

それは、某経営コンサルタントの

セミナーの告知DMでした。

 

「今さらだし、知ってるし、やってるし・・・」

 

とつい思ったあと、

いかん、いかん、

「知ってる」は成長を止めるぞ!

素直に。謙虚に。

と思い直し、新人スタッフA君に質問してみました。

 

この◯◯、何が入るかわかる?

 

彼は少し考えた後、

「まず一つ目が『誠意』で・・・」

とか言い出したので、

とりあえずその場でセミナーに申し込みをさせました。

 

伝わってないですね〜。

反省しました。

 

A君よ、私からじゃなくて、

プロの先生から教えてもらいなさい。

 

・・・ただ、

セミナーを心待ちにしているA君には悪いけど、

ブログでここまで書いちゃったので、

先に言っちゃいます。

 

 

◯◯に入るのは、

 

売上=客数 × 単価 × 購入回数

 

 

知ってました?

それとも知りませんでした?

 

でもそんなことは全く重要じゃありません。

実は今回、その3つの要素を掘り下げるつもりもありません。

 

 

今回言いたいのは、

知ってる病について。

 

A君の場合は、

知らなかったことが問題ではなく、

やってるのに知らなかったことが問題です。

 

だから、ちゃんとプロから教えてもらって、

知ってしまえば、

やってることとリンクして、

仕事の質が上がることでしょう。多分。

 

厄介なのは、

「知ってる」だけの状態。

知って満足してる状態。

つまり知ってる病をわずらってる人。

 

売上=客数 × 単価 × 購入回数

 

を知っただけで、売上は上がりますか?

 

知ることは大きなアドバンテージになります。

この場合、売上を上げるためにフォーカスすべき要素が、

たった3つにしぼられ明確になっています。

 

売上=誠意+α

の状態の人より明らかに有利ですよね。

 

でも、知ってる病の人は、

3つの要素を知った時点で満足してしまい、

問題が解決したと錯覚してしまいます。

 

そして、一度知ってしまったら、

次にまた「売上=?」という質問が来たときに

「それもう知ってるから、いいや」

と言ってブロックしてしまいます。

 

でも重要なのは、知ることではなくやること

 

客数を増やすために、

単価を上げるために、

リピートしてもらうために、

何をやるのか?

 

例えば、

週に一度ミーティングをしているなら、

ホワイトボードに

「客数」

「単価」

「リピート」

と大きく書き、

それぞれの数字をUPさせるために

・何をやったのか?

・結果はどうだったのか?

・どう改善すればいいのか?

を討議する。

 

これがやるということです。

聞けばわかりますよね?

 

そしてここで、

悪いお知らせと良いお知らせがあります。

 

まず悪いお知らせから。

 

ほぼ全ての人類は知ってる病に冒されています

私もあなたも。

これは人間の習性だから仕方がありません。

自分を守るために、無意識に外部からの情報に、

様々なフィルターをかけてしまいます。

「必要か不必要か」

「得か損か」

「知ってるか知らないか」

 

私たちは無意識に、

不必要なもの、損すること、知ってること

はブロックして、余計な情報から身を守っています。

 

 

良いお知らせは、

知ってる病は簡単に克服できるということ。

方法は簡単。

無意識をやめること。

 

そのための魔法の言葉は、

「『知ってる』は成長を止める」

 

「あー、それ知ってる・・・」と思ったとき、

この魔法の言葉を自分に投げかけるだけです。

 

さらに、

周りはほとんど、

知っててやらない人ばかり。

 

 

とてつもないアドバンテージだと思うのですが、

いかがでしょうか?

 

 

 

追伸.

 

A君。大丈夫。

きっとセミナーではもっと深く教えてもらえるから。

でも、高額のコンサル契約の話は持ち帰らないでね。